そんなん知ってるよ!って言われそうな感じでちょっと上から言わせてもらいました笑。
髪質って完全に生まれ持ったものになるから後天的に変わることはほぼないです。
筋肉でいう速筋と遅筋の量が最初から決まっているみたいな感じです。
トレーニングで多少の変化はあるけど上の上まで目指そうと思うとポテンシャルによってある程度の限界が決まっているみたいな。
でも髪質はストレスとか病気の治療、出産で変化することはあります。
加齢によって変化することもあります。
結構変わるやん笑。って思いましたよね笑。
まぁでも基本的には。
あくまで基本的には悩みが改善されるよりはまた違う悩みが出てくるような変化が多いです。
加齢による変化は髪の老化現象なので衰えて変わっていく感じです。
そこは長くなるので今回は割愛します。
さて、
わりと量が多くて…っていう方多いんですが美容師目線だと全然そんなことないんですよ。
むしろちょうど良いくらいの人がそういうもんだから「え?目指すゴールはスカスカでいいのかな??」と困惑することあります。
毛量、癖、髪の太さ、生え方、硬さ、撥水毛か吸水毛か様々な違いがあります。
よっぽど自分で研究している人はわかるかもしれませんが意外に知らない人が多いものです。
知らないことによりなぜ自分の髪はこうなるのか?やどうして上手くいかないのか?ちゃんと希望伝えたのにそうならなかったなどの苦い経験を体験したことあるかもしれません。
また美容師から強い口調で一方的にムリと伝えられ何がどうムリなのかのお話しがない場合もたまに聞きます。
知らないでオーダーするのと知っていてオーダーするのでは伝え方なども変わってくるので最終的な仕上がり、やりやすさが全然変わってきます。
毛量が多くて膨らむという人も実は癖で膨らんでいたり撥水毛で乾燥しすぎて膨らんでいたりで軽くすればするほどドンドン収まりが悪くなるなんてこともあります。
髪質によってある程度しっかり軽さが必要って方ももちろんいますが過度にとりすぎるとスタイルが崩れます。
毛先がスカスカのイカの足🦑みたいなスタイルはさすがにツラいと思います。
反対にぺちゃんこになってしまう人に段差入れたり軽さだしたりしてもよりぺちゃんこになるだけだし重くしても大して膨らみ自体は変わらないこともあります。
つまりカットのみだと髪質によってある程度限界値は決まってしまっているということです。
もちろんカットのみでもなんとかなる方もいます。
そこまで求めない人やスタイリングでどうにか出来ちゃう人などです。
それでも楽にボリューム出したい抑えたいという要望に応えられるようパーマや縮毛矯正などの施術が存在します。
ただこれらの施術もなんでもできるわけではなく一長一短みたいなところもあるのでどういう方向性なのかというのをしっかり伝えておくと後々やっぱりっていうのも少なくやって良かったっていう気持ちになれると思います。
最終的には髪質と希望スタイルを美容師とお客さんがちゃんと共有して理解出来れば悲しい思いをして店を後にすることも無くなりますしキチンとお話しできればもしアレっ?となってもアフターフォローなどで改善できると思います。
もちろんヘアスタイルも大事なんですが髪質っていうところを考えてそこからヘアスタイルを考えていくとムリしてないステキな雰囲気が滲み出るんじゃないかなと思ってます。
わからない方やちょっと気になる方は冷やしシャンプーするついでに聞きに来てください笑。
(結局そこに引っ張りたいだけに聞こえるかもしれませんが違いますよ笑)
お待ちしております!
SOUTH PARK 但野悠佑