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セルフカラーとサロンカラー。

近年ドラッグストアなどで買えるカラーは種類も増えて値段も安く手軽にできるようになってますね。

 
 
誰でも買えば簡単にできるものですが美容師のホンネとしては絶対にセルフカラーはしてほしくない!です。
 
 
 
忙しいとか行きたい美容室がないとか予約面倒とか安い方が良いとか自分の腕を信じてるからとかいろいろな理由があるとは思います
 
 
 
ですが単純に髪のことを考えると絶対にしてほしくはないです。
 
 
 
 
市販カラーというのは基本的に薬剤のチカラが強いです。
サロンで使うものより強いです。
 
 
世の中いろんな髪質の方がいるのでそのほとんどの人に使えるような仕様を目指しています。
 
 
染めようとしてほとんど染まらなかったらクレームですよね笑。
 
強くしちゃえば染まりますからね。
 
 
 
なので単純にダメージもデカいです。
泡カラーなどで毎月2回は白髪染めしてますみたいな人はもう全体がブリーチしたみたいなダメージになってる場合もあります。
 
 
なのでパーマや縮毛矯正などの施術はできない場合がほとんどです。
 
 
 
あとは色のムラなど。
美容室では薬剤選定もちゃんとして綺麗に塗り分けをしたりして全体を綺麗に統一するような知識や技術がありますが、なんとなくでカラーを選びベタっとするだけだとムラは出やすいです。
(たまに上手い方もいます笑)
 
 
 
僕が良く遭遇したのは自分で染め続けて真っ黒だけど飽きたから明るくしたい、いつもサロンだけどたまたま自分でやったら真っ黒になったからなんとかして欲しいなどの案件が多いです。
 
 
 
もうやっちまったもんは仕方ない案件です笑。
 
 
 
明るくするためにダメージマンマンの毛にハイトーンの薬剤などトドメ刺すようなものです。
 
 
 
痛みを切りながらちょっとだけ明るい色で何回かに渡ってゆっくりやっていくか。
 
 
ハイライトなどを少し入れて明るく見せるかなど。
両方ともどこまで色が抜けるかどんなムラが出るかなどやってみないとわからないところがあるので信頼できる美容師さんにお願いするのがいいと思います。
 
 
 
やっちまったら案外時間とお金がかかってしまうのでセルフカラーはオススメしないですが人間生きてたら急なことが色々あると思うので上から見える伸びてきたところだけを染めるくらいにしておいて欲しいです。
 
 
 
泡カラーだとどうしても根元から毛先まで泡の薬剤がつくのでクリームタイプのもので上から見える根元の部分だけに薬剤をつけてもらえると次のカラーに極端な影響はないと思います。
 
 
ただ使う明るさや次の希望などにより影響が出る場合もあるかと思います。
 
 
 
 
まぁ結局のところやっちまう前にご相談すると良いですよってことでした笑。
 
 
人の悲しい顔は見たくないですし僕も悲しい顔になりたくないです笑😱
 
 

こんな嬉しそうな顔を見たいです笑🤣

 
SOUTH PARK   但野悠佑